CSS対テーブル
HTML4ではウェブページの見た目にはCSSなどのスタイルシートを用いることを推奨している。しかし、Netscape Navigator 4.xがブラウザ市場を支配していた時代、ウェブページをレイアウトするのにデザイナーが利用した人気の手法はテーブルを用いることであった。グリッドデザインのようにページを細かくレイアウトするためには、しばしば入れ子にされた何重ものテーブルが必要とされた。
本来、テーブルはレイアウトではなく、表データのためだけに使われなければならないものだ[あらゆる局面に於いてテーブルを用いることが問題であると誤解し、表データのマークアップにすらテーブルを忌避するケースも散見される。もちろん、表データをテーブルとしてマークアップすることは適切である。]。それにも係わらずCSSが用いられなかったのは、Netscape Navigator 4.xのCSSの実装があまり良いものではなかったからである。なお、ウェブオーサリングツールによってはいまだにこの手法を用いたテンプレートを実装している。
ブラウザ戦争末期、CSSを比較的よく実装していたMicrosoft Internet Explorerが市場を支配するようになると、ウェブデザイナーはページをレイアウトする手法としてCSSを利用し始めた。
今日、大半の現代的なブラウザはCSSを最大限に実装している[最新のブラウザではCSSにおける大きな問題は解決されているが、過去のブラウザ(Microsoft Internet Explorer 4やNetscape Navigator 4など)ではそうではない。ユーザーは古いブラウザを使用し続けることが多いため、デザイナーは注意しておく必要がある。]ことや、昨今のユニバーサルデザインを重視する風潮を踏まえてアクセシビリティの確保やユーザビリティの向上を目指してデザインが行われるようになったことなどから、CSSを用いてレイアウトを行うことは、ウェブデザイナーの共通認識として確立されつつある。
ホームページ デザイン
ホームページ デザイン('''')は、デザインの一種。ウェブページやウェブサイトにおける視覚面(意匠・要素配置等)に対し、整理・再構築・意匠等を施すことである。グラフィックデザイン的な要素を多く含む一方で、インタラクティブな要素を持つWWW(ウェブ)の性格上、情報デザインあるいは工業デザイン的なスキルも求められる。ホームページ デザインを行うデザイナーを、ウェブデザイナーと呼ぶ。
ホームページ デザインの内容は、ウェブサイト全体の情報設計、見た目を中心とするグラフィックデザインやGUIの設計、ウェブアプリケーションのUI設計構築など多岐に渡る。
歴史
世界最初のウェブデザイナーはティム・バーナーズ=リーであったと言える。彼はWWWを発明し、1991年に世界初のウェブサイトを立ち上げた。
CGIが発明されたことで、WWWは大きな転機を迎える。それまではウェブサイト作成者が発信した情報を閲覧者が受け取るだけであったWWWという世界に、CGIは双方向性のあるコミュニケーションをもたらした。そのことによってホームページ デザインもまた大きな転機を迎えた。
また、インターネット接続環境の進歩もホームページ デザインに大きな影響を与えてきた。ダイヤルアップ接続が一般的だったころには、通信料金を考慮し、画像の使用をも極力控えてデザインがなされた。インタレースGIFやプログレッシブJPEGもナローバンドに対応した画像ファイルフォーマットであった。動画においても比較的サイズの小さいアニメーションGIFが用いられた。しかし、ADSLやFTTHなどのブロードバンドが普及してからは、ファイルサイズを気にすることなく大胆に画像や動画を使用することが可能となった。その結果、ホームページ デザインの幅は更に広がった。
Flashをはじめとするリッチクライアントの登場により、リッチで高機能なホームページ デザインも増えてきている。
サーバサイド
WWWサーバ側に用意した特別なソフトウェアにより、ユーザのリクエストに応じたHTMLページを自動的にその場で生成する。ソフトウェアは各種スクリプト言語、プログラミング言語により作成されることが多い。また、各種データベースを利用することも多い。
<主なプログラミング言語・スクリプト言語>
・ASP(厳密には言語ではない)
・JSP(厳密には言語ではない。詳しくはJava Servlet、Javaを参照)
・Perl
・PHP
・Python
・Ruby
<主なデータベース>
・MySQL
・PostgreSQL
・Oracle Database
・Firebird
・HSQLDB
・Apache Derby
<マークアップ言語を使用するものもある>
・ColdFusion
<XMLをHTMLに変換することも行われる>
・XSLT
静岡
明治の初め、明治政府に対し、恭順の意をことさらに示す必要に迫られていた府中藩(旧江戸幕府)が、「府中」を「不忠」と解されることを恐れて、静岡浅間神社裏手の賤機山(しずはたやま)から名を取って「賤ヶ丘」(しずがおか)とし、その後「静岡」(しずおか)と改称したことに始まる。
求人
日本では、次のような求人手段が用いられることが多い。
レイアウト
ウェブページは、ユーザのブラウザのウィンドウによりデザイン領域を制限されている。その中でどのようにレイアウトするかがひとつの課題である。
多くのデザイナーは、ウェブページ全体を固定幅のテーブルで包むことでこの問題を解決している。これによりデザイナーはブラウザのウィンドウサイズに左右されず、イメージ通りの表示結果を得ることができる。例えば、Yahoo! JAPANのトップページは幅710pxのテーブルの中でレイアウトされている(2006年5月現在
http://www.yahoo.co.jp/)。これは最低横800px×縦600pxのディスプレイで最適に表示されるようになっている。
しかし、レイアウト幅を固定することは、ユーザの選択を無視することにもなる。そこで、幅を固定しないレイアウトを用いることもある。固定しない場合、ウェブページのサイズはブラウザのウィンドウサイズに合わせて自動的に整えられる。例えば、ウィキペディアのこのページはその手法がとられている(2006年5月現在)。
デザイナーがどのレイアウトを使用すべきかは、文字の量や画像の多寡にもよるが、アクセスするユーザの利便性を考えて決めるべきである。